映画：傷物語　Ⅰ鉄血篇

西尾維新さんの「物語」シリーズ。
原作はほぼ読んであります。
『ほぼ』というのは最新2冊は図書館での予約待ち中でまだ回ってこないから。
アニメは1作目の「化物語」は、だいたい見たかな。
我が家のTVは小さめなので、文字を多用した独特の映像を思う存分楽しむことができず。
「傷物語」が映画になるというので、そんな演出も楽しめるのかとワクワクして映画館まで行ってきました。

3部作の1部ということで、序章部分で終わるのはまぁ仕方ないのですが。
終わった後、連れと目を見合わせてため息。
映画館内も白けた雰囲気が漂っていました。
え？これで終わり？
どこに見せ場があったの？

映像は綺麗だけど、それがどうした？
映画にするんだから、その程度はしてくれないと困る。

せめて2部作にするか、ダラダラしたシーンをさくっと削って1本にまとめるかしてほしかった。

忍野さんの異常な身体能力にビビりました。
彼は知識と話術の人のはずなのに、キャラ崩壊でそれも残念。
廃学習塾も駅（キスショットと出逢うシーン、なぜ駅に変えたんだ？）もサイズがデカ過ぎで白ける要因の一つでした。

そんなこんなだったので、残念ながら熱血篇・冷血篇はきっと見に行かないな。