「エミール・ガレ没後120年記念 北澤美術館のガレ」 2024年夏旅行 その7

chie

2024年08月31日 23:59

長野県諏訪市の北澤美術館へ。

世界屈指のガラスコレクションと言われる北澤美術館。

毎年展示内容を変更しており現在は「エミール・ガレ没後120年記念 北澤美術館のガレ」。

19世紀末から20世紀のはじめにかけてヨーロッパに広まった「アール・ヌーヴォー」、ガラス工芸の分野でこの運動を牽引したのが、フランス北東部の都市ナンシーに生まれたエミール・ガレ(1846-1904)です。ガラス・陶芸・木工家具、三つの分野で活躍した彼は、草花や昆虫など自然の形を活かした斬新なデザインと詩的な表現が高く評価され、パリ万国博覧会のグランプリを受賞しました。
2024年はガレの没後120年目に当たります。ガレがまだあまり知られていなかったおよそ40年前、その魅力にひかれ、「小さくても個性の光る美術館」を目指して収集をはじめたのが、北澤美術館の創立者北澤利男(1917-1997)でした。「美しいものを美しいと感じる素直なこころ」をモットーに、ジャポニスムの影響を受けた初期の作品から、パリ万国博覧会出品作、ひとよ茸ランプをはじめとする黄金期の大作を含む、世界でも稀にみる充実したコレクションが誕生しました。
没後120年を記念するこの展覧会では、普段展示される機会の少ない秘蔵の名作を含め、所蔵品を選りすぐり展示いたします。ガレと人気を競ったドーム兄弟の彩りあふれる作品と共に、ガラス芸術の世界をお楽しみください。(HPより。)


以前、訪れた際は展示品の内、数点のみ撮影可能でしたが、展示室内すべてが撮影可能になっていました。






ガレ展とは別に「バーナーワークの世界2024・夏」も開催されていました。
国内で活躍中の作家さん4名の作品展示および販売でこちらは撮影禁止だったので写真はありません。
とんぼ玉やガラスペンなどが展示されていましたが、中でも宮崎県都城市のがび工房・坂上友弥さんの作品にとても惹かれました。
instagramはこちら
Xはこちら

関連記事