神長官守矢史料館 2024年夏旅行 その9

chie

2024年09月03日 23:59

長野県茅野市の神長官守矢史料館へ。

諏訪大社上社の神長官を務めた守矢家の資料館です。

御頭祭(酉の祭り)の復元展示と古文書展示が行われています。
鹿や猪の首、兎や魚の串刺し剥製などが並んでいるので事前に知らないと・・・知っていても実際に見ると引いてしまいます。

建物は藤森照信さんの建築家としてのデビュー作。

屋根の上に立つ4つの木は御柱がモチーフだそう。
一部2階建てになっているのですが、そちらには上がれないようになっていました。

浜松市民にとって藤森照信さんと言えば、二俣町の秋野不矩美術館
壁や屋根の雰囲気が思い起こさせます。


秋野不矩美術館には望矩楼という空中の茶室がありますが、こちらには「空飛ぶ泥船」という茶室があります。



近くに高過庵と低過庵があるはずなのですが、分らず諦めました。
が、写真に写っているではないですか。
ワイヤーを支える柱?の影に高過庵が。

左側にちらっと写っている屋根がきっと低過庵。

泥船から奥に入っていっても良いのかも分らないこともあり引き返したのですが、行ってみれば良かった。
資料館から県道を挟んで入ったところには「パビリオン・トウキョウ2021」で展示された「五庵」を再建築した茶室がありますが、こちらは旅から帰ってきてから存在を知りました。

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