気ままにおもむくままに

BBCのドラマシリーズ「SHERLOCK／シャーロック」。
第1シーズンが放送された時から友人に、絶対に気に入ると薦められていました。
が、いつ放送してるんだ？と思ったまま見ておらず。

ドラマでは舞台は現代ですが、ビクトリア朝のロンドンを舞台にした映画が上映されると聞き、それは観に行こうかなと調べてみたところ、
テレビシリーズを見てないと分からない
シーズン3と4の繋ぎ
本当は映画ではなく元日スペシャルドラマ
などという情報が。

とりあえずテレビシリーズを見てみようと、1話だけレンタルしてきましたが、面白い！
シーズン3まで借りてきて、いそいそと映画も観てきました。

ドラマは制作陣の「シャーロック・ホーズム」（原作ほか、様々に展開されいる映画・ドラマなど）に対する溢れんばかりの愛情を感じましたが、映画（本当はスペシャル・ドラマ）は、愛情が溢れちゃった感じでした。

ドラマを見ていなくても面白いかもしれませんが、キャストの説明などは一切ないため、どんな人物か分かりにくいかも。

原作も軽くで良いので知らないとダメかな。
モリアーティって誰？とか、そのモリアーティとホームズの場面で急に滝ってなんで？とか意味が分からなさそう。

そのあたりが愛情が溢れちゃった結果かと。
まぁ、本来は映画でなくスペシャル・ドラマなので、そのあたりは愛嬌で。
制作陣とドラマ「SHERLOCK／シャーロック」ファンに対するプレゼントって位置づけなのだと思います。
その点を踏まえたうえでならお金を出してスクリーンで観るのは十分に価値があると思います。
もう上映期間終わっちゃってますが。
ドラマって事を知らないで観に行った人は、ちょっと可哀想かな。

より楽しむのなら、DVDやBlu-rayの収録特典のコメンタリーやメイキングを見ておくのがお勧め。
ベーカー街の「221B」の扉が出てくるだけで、笑いがこみあげてきて大変でした。
連れにも、なぜそこで笑う？！と不思議がられる始末。
（連れはコメンタリーやメイキングは見てなかったようで）

まだ撮影開始もされていないシーズン4ですが、待ち遠しいです。